2021年、オリックス・バファローズが優勝してしまう件

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どうも、オリックスファンのケンスです。

もう3月ということでまもなくプロ野球シーズンが開幕ですね。コロナの影響でプロ野球界も大きな影響を受けましたが、2021年シーズンも無事に開幕されそうでファンとしてはありがたいことです。

やるからにはもちろんリーグ優勝、日本一を目指してもらいたいのですが……まあ近年の成績もありまして一般的には…まあ期待薄ですよね。下馬評的にも下から数えた方が早いような。

でもね、いよいよね、2021年こそは!やってくれるはず!!(と思う、たぶん)

毎年毎年、戦力だけはあるとか、その戦力で弱いはずがないとか、散々な言われようですが、今年こそはついに花が咲くという期待があります。それは例年よりも強いかもしれません。そんなポジ要素がいくつもあります。

ということでオリックス・バファローズ、2021年優勝です。(たぶん)

2020年シーズン振り返り

2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で特別なシーズンになりました。

開幕は通常3月のところ、3ヶ月遅れの6月に。また試合数も143試合から120試合に減らし、交流戦、オールスターは中止。また開幕してしばらくは無観客での試合でした。

そんなイレギュラーなシーズンを戦い抜いたオリックスですが、残念ながらダントツの最下位。しかも2年連続の最下位。屈辱です。

成績としては45勝68敗7分で勝率.398。借金23、首位から27ゲーム差というぶっちぎりの最下位です。ただチーム防御率はリーグ3位、チーム打率はリーグ4位と、健闘しているところはあるので歯車が噛み合えばもっといい成績を残せるはず、という期待はあります。

コロナの影響で開幕当初は同一カード6連戦という特別日程でしたが、開幕2カード目のロッテ6連戦でなんと全敗。同一カード6連敗という超絶不名誉な記録を作ってしまいました。まさかの6タテ。6タテとかいう言葉なかったやろ。

これで一気に「あ、今年もあかん…」というムードが漂いましたね……。その後も盛り返すことができず、8月20日に西村徳文監督が辞任。その後は中嶋聡二軍監督が監督代行として指揮を執ることになりましたが最終的には最下位でした。

2020年シーズン、ここがダメだった

西村監督の手腕

監督就任2年目のシーズンとなった西村徳文監督ですが、1年目の2019年からオリファンの評判もあまりよくなかったですね。

2019年もそうでしたが2020年も変わらず、守備固めが早すぎて代打がいないとか、そもそもスタメンの選出からして疑問符がつくような采配が多かったように思います。

2年目ということで期待していたのですが、シーズン途中で辞任という結果になりました。すべて監督の責任というわけではないですが、辞任は仕方なかったですね。

アダム・ジョーンズ、不発

2020年の補強の目玉がバリバリのメジャーリーガー、アダム・ジョーンズ。メジャー通算282本塁打の超大物が来る!ということで、オリファンだけでなくプロ野球ファンからも注目されていたと思います。

前年までバリバリやっていたメジャーリーガーが次の年に日本に来るなんて前例がなく、とんでもない成績を残すのでは!?と期待していたのですが……実際は思っていたほどの活躍は見られませんでした。

出場87試合で打率.258、ホームラン12本、打点43。うーん、厳しい。3割30本くらいやってくれそうという期待が大きかっただけにダメージは大きかったですね。

エース山岡泰輔の離脱

2020年の開幕投手を努めたオリのエース山岡泰輔投手ですが開幕して1週間後のロッテ戦で緊急降板。その後怪我が判明し長期離脱となってしまいました。

2019年は13勝4敗で完全に貯金が計算できるエースが離脱するわけですから、これは大打撃でしたね。

シーズン終盤に復帰しましたが、結局12試合の登板で4勝5敗の成績に終わりました。

ソフトバンクとロッテに負けすぎ

2020年シーズンはソフトバンクが優勝、ロッテが2位でしたが、この2チームにボコボコにやられてしまいました。ロッテには6タテされる始末。

ソフトバンク戦は5勝17敗2分の借金12、ロッテ戦は5勝18敗1分の借金13。ありえんくらい負けてます。この2チームが上位なのは完全にオリックスのおかげ。

他の西部、楽天、日ハムに対してはほぼ五分の成績に持ち込めています。西部、楽天に対しては勝ち越してますからね。

ソフトバンク、ロッテに負けすぎたのが最下位の一番の要因といっていいと思います。

今年こそ!2021年シーズンに期待できる理由

中嶋聡監督代行が正式に監督に

2020年途中から就任した中嶋聡監督代行が2021年は正式に監督として指揮を執ることになりました。これはファンとしては嬉しいニュースでしたね。

結局最下位に終わりましたが、中嶋監督代行に代わってからの方が成績は向上しています。まあそれでも負け越していますが……。

前監督時代とは違って選手起用や采配に納得がいくというか、疑問符がつくようなところがあまりないんですよね。

例えば捕手はそれまでの若月健矢選手一択状態からトライこと伏見寅威選手を重用したり、2軍で成績を残していたにもかかわらず、一向に1軍に呼ばれなかったラオウこと杉本裕太郎選手を即1軍に呼んで起用したり。

また、なんとなく感じていたオリックスの「暗いムード」を変えてくれそうな雰囲気があるんですよね。ムードメーカーとして盛り上げてくれた育成契約の新人、大下誠一郎選手を抜擢したのもそうだし、なにより監督自身のコメントにも明るいムードを感じます。

監督交代でいきなり強くなれば苦労はしませんが、個人的には期待感は大きいです。

投打の中心、山本由伸・吉田正尚の存在

投打の中心、山本由伸・吉田正尚両選手がタイトルを取りました。山本由伸投手が最多奪三振、吉田正尚選手が首位打者を獲得。チームは最下位なのに2人もタイトルホルダーが出るなんて。

由伸も正尚も2019年から続いて安定した活躍を見せてくれました。ただ由伸は相変わらずの無援護で二桁勝利できなかったし、正尚はリーグトップの敬遠数。つまりこの2人以外の奮起が重要ということなんですよね。

とはいえリーグ屈指のピッチャーとバッターがいるんですよ。2021年も活躍してくれるでしょうし、期待しかない。

若手、新戦力の期待

近年のドラフトで将来性を重視して指名された次世代の選手や新戦力が活躍してくれそうという期待感がバッシバシにあります。

投手ではなんといっても宮城大弥投手。まだ高卒2年目の19歳ながらピッチングスタイルはベテランかのような安定感。ローテーションの一角を担うことは間違いなさそうです。

野手では太田椋選手、紅林弘太郎選手の2人。大型内野手として期待のコンビですね。オープン戦はあまり振るわなかった2人ですがいよいよ1軍でバリバリプレーする姿が見られるかもしれません。

他には長年の懸念だったセンターに俊足の佐野皓大選手が収まりそうだし、捕手は頓宮裕真選手も期待大。中嶋チルドレンといえるラオウや大下、去年は残念なシーズンに終わった中川圭太選手もいます。

新戦力ではメジャーリーガー平野佳寿投手とステフェン・ロメロ選手のオリックス復帰。両選手とも人気もありますし、単純にうれしい復帰ですよね。特にロメロは貧打解消に一役買ってくれるはず。いまだコロナで来日してませんが……。

阪神から移籍してきた能見篤史投手も楽しみですね。コーチ兼任ですから若いピッチャー陣にいい影響を与えてほしいですね。もちろん投手としても期待しています。

もう優勝しかない

ということでもう優勝しかないですわ。いや現実的にはAクラスもどうかやろ……という声も聞こえてきそうですが、そこは!高みを目指していきましょ!!願うだけならタダなんやから!!!

由伸、正尚と投打の軸はしっかりしながらも、その他が力不足だったのが大きな敗因の理由なんですよね。主役はいるのに脇役がいない的な。特に野手陣ですね。

近年ずっと言われていることですが、今年こそは!というポジ要素が多いのが2021年シーズン。まもなく開幕ですが、まずは9連敗中というわけのわからん記録を止めて、勢いに乗っていきたい!先発陣は充実してるんやから、とにかく打ってくれ!

2021年シーズンこそ!なんだかんだで応援してるからよろしくお願いします!!

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