あゆくま、BiS、ベビレのスリーマンライブ「尊敬という名のGIG SP」に行ってきた

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アイドルパンクDJユニット・あゆみくりかまき主催のライブイベント「尊敬という名のGIG SP」に行ってきました。

会場は東京・Zepp Tokyo、出演者はあゆみくりかまきBiSベイビーレイズJAPANのスリーマンライブです。爆裂に楽しかったので少しでも伝わればとレポートを書きます。

「尊敬という名のGIG」とは

「尊敬という名のGIG」はあゆみくりかまき自主企画の対バンライブシリーズ。タイトル通り、あゆくまが尊敬するアイドル・アーティストを招いて行う対バンライブです。

これまでに7回開催されていて、今回で8回目。今回は「SP」と銘打ってこれまではツーマンだったところをBiSとベイビーレイズJAPANの2組をゲストに招いた初のスリーマン。

会場も含め過去最大規模のライブとなりました。SPってつけるだけあります。

ちなみに僕はあゆくま以外の2組をちゃんと観るのはほぼ初めて。BiSは今のメンバーは完全に初見、ベビレも観たことはあるものの、ガッツリ観たことはないです。そういう意味でも見所ありそうだなと楽しみにいざ会場へ。

まずはあゆくまDJセット

あゆくま主催ライブでは定番の「日曜日よりの使者」が流れ出し、いよいよ開演。

まずはあゆくまのDJセットから「尊敬という名のGIG SP」がスタートします。このDJセットがあるのがあゆくまのひとつの特徴。最近はあまりやらないのでこのレアな機会はめちゃめちゃ楽しみでしたね。

アイドルのライブとは思えない選曲でフロアを沸かしにかかるDJくりか。そして歌うたいあゆみ盛り上げ役まきが踊って煽って盛り上げてくれます。と思えば、大塚愛の「さくらんぼ」を流してまさかのにゃんこスターの振り付け。楽しいけど若干恥ずかしい(笑)。

終盤にはベイビーレイズJAPANの「虎虎タイガー!!」とBiSの「nerve」をプレイ。これは尊敬してるわ~。リスペクト~。

これはそれぞれのファンを巻き込んで大盛り上がり。ラストはWANIMAの「ともに」で大円団。最高に熱いDJでした。

ほぼMCなしで突っ走るBiSがカッコ良すぎ

続いて登場したのはBiS。これがもう抜群にカッコ良かった。

登場からラストまでほぼMCなし。ゲストで出るライブは自分たちを知らない人たちに、MCなり自己紹介なりでアピールするチャンスでもあると思うのですが、そんなことは関係ねえとばかりにただでひたすら歌い続けていました。

そんな姿にバンドに通じるカッコ良さを感じましたね。サウンドもかなり好みでちょっとハマりそうだなと。「WHOLE LOTTA LOVE」「NOT SPECIAL」とか普通にカッコ良すぎんか。アイドルらしからぬカッコ良さ。素晴らしいライブでした。

ロミオの心臓 / BiS-新生アイドル研究会-[OFFiCiAL ViDEO]

歌唱力が群を抜くベイビーレイズJAPAN

続いてはベイビーレイズJAPANの登場。BiSとは対照的なアイドル感のある衣装がコントラストを生んでまた良し。とはいえ曲は結構ゴリゴリの王道ロックサウンド。MCで「この3組は大きな括りでいうと同じだと思っている」と言っていましたが、確かにロック系中心の曲構成は3組に共通するところですね。

中盤にセンター林愛夏さんのアカペラで始まる曲があったのですが、これがまた歌唱力がすごい。ちょっと聴き入ってしまいました。

ラストは「夜明けBrandNewDays」。さすがに鉄板曲なのでめちゃめちゃ盛り上がりました。\イエッタイガー!!!/

BiSもそうですが、ベビレもちゃんとダンスの振り付けがついているので、それを真似する所謂「振りコピ」する楽しさもありました。

ベイビーレイズJAPAN「夜明けBrand New Days」【日比谷野音】

トリはもちろんあゆみくりかまき

尊敬GIGのトリはもちろんあゆみくりかまき。登場するやいなや「ナキムシヒーロー」でライブスタート。これにはちょっと驚きました。

この曲、これまでほどんどのライブで最後に演ることが多く、締め括りのエモい曲として人気なのですが、まさかの1曲目。そりゃテンション上がりますってば。

その後も「ジェットクマスター」「ゴマスリッパー」「反抗声明」「残像フラッシュバック」と立て続けにアッパーチューンを畳み掛けます。

BiSとベビレがあゆくまのリクエストに応えて、それぞれ「ロミオの心臓」「夜明けBrandNewDays」を披露してくれたとMCで話し、私たちもリクエストに応えてこの曲を、と歌ったのが「旅立ちの唄」

他の2組がこの曲をリクエストするというのはちょっと意外でしたが、個人的にも好きな曲だったのでこの選曲はうれしかったです。いい曲なんですよ。

あゆみくりかまき 『旅立ちの唄』

そしてここからラストスパート。「つながり」からの「KILLLA TUNE」「WAR CRY」という2大アンセムで本編終了。この2曲を続けて観ると楽しいけどなかなかに体力を消耗しますね。

その後アンコールに応えて再度登場するあゆくま。歌うたいあゆみが初めて参加した曲「春色ディスカバリー」をしっとりと歌い上げます。沁みる。

ラストは「未来がどうなるかなんてわからないけど、それでも自分たちを信じて突っ走っていきます」とエモみ溢れるMCに続いて「未来トレイル」を熱唱。

今までは「ナキムシヒーロー」に頼りっぱなしだったけど、ようやくこの曲でライブのラストを締め括る新しい形ができたんじゃないかなと。勝手に感慨深くふむふむと頷いていました。

ひとつだけ残念だったのは他の2組とのコラボレーションがなかったこと。3組一緒に1曲くらいは歌うかなと思っていたのですが予想は外れました。まあ3組だと合わせるのが難しいかもしれませんね。

とはいえ十分満足なライブイベントでした。

尊敬GIG、次回開催も期待したい

この3組をまとめて観れるなんてなかなかないんじゃないでしょうか。普通にめちゃめちゃ楽しかったです。観たことのないアイドルが観れたり、新たな発見があるのも対バンライブの醍醐味ですね。

あゆくまは10月26日に東京・渋谷CLUB QUATTROで今年初のワンマンライブ「ボクらの熊魂2018 ~“PUNK”kin Halloween Party~」の開催を発表していました。

これは初のハロウィンパーティーライブになるとのこと。次の大きな舞台はワンマンライブです。これも楽しみ。

ワンマンライブも控えていますが、この「尊敬という名のGIG」も続けてほしいです。

あゆみちゃんがMCで「武道館で尊敬GIGやるのもひとつの夢」って言っていましたが断然実現してほしい。応援してます。また次回開催、よろしくお願いしまーす!

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