【ライブレポート】ACIDMAN「LIVE TOUR “Λ(ラムダ)”」に行ってきた

SHARE

ACIDMANのライブツアー「LIVE TOUR “Λ(ラムダ)”」に行ってきました。

個人的には今年2月の味園ユニバース以来のACIDMANのライブ。ワンマンとなれば「LIVE TOUR “有と無”」以来なので約3年振りです。久し振りのガッツリACIDMAN。ゴリゴリに楽しんできました。

ちなみにこれまでのレポートはこちらです。読んでくれると喜びます。

s60 & Xmas Eileen DJ Presents『ZASSO.』というイベントに行ってきました。 出演はXmas Eileen、ACIDMAN、dustbox、橙々...
ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」に行ってきました。ACIDMAN結成20周年イヤーの集大成となる初の主催フェス。 僕...
ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」のレポ続きです。前編はこちら。 BRAHMAN 圧巻の一言。格闘技ですか?とい...

ACIDMAN LIVE TOUR “Λ(ラムダ)”

2017年12月13日にリリースになったニューアルバム「Λ(ラムダ)」を携えて、全国16カ所を回るワンマンツアー。2018年4月1日の東京・Zepp Tokyoから始まって、ファイナルは通算6回目の日本武道館。このツアーの大阪・Zepp Osaka Bayside公演に行ってきました。

開演時間のちょっと前に会場であるZepp Osaka Baysideに着いて入場したのですが、まあスルスルっと前方まで行けてしまいました。前回ここに来た「凛として時雨」のライブよりは余裕がある感じでした。いいバンドなんだからもっと入ってもいいと思うんですけどね。

アルバム「Λ(ラムダ)」の世界を堪能しまくりのライブ

開演時間になり照明が落ちて鳴り響くのはアルバム収録のインストナンバー「Φ~introduction~」。ここ最近はずっと「最後の国」というインストナンバーが流れるなか、フロアのクラップに迎えられてメンバーが登場する、というパターンでしたが、今回はアルバムツアーということで、この曲をバックに登場。

ドラム一悟、ベースサトマ、そしてボーカル&ギターの大木氏の順にステージへ。出てきただけでもうカッコいい。それぞれゆったりと準備する姿に貫禄すら感じます。

と、よく見たら大木氏はキーボードの前でスタンバイ。これは見たことないやつ!と興奮していたら「白い文明」でライブスタート。しばらくキーボードとボーカルだけが響く美しい曲。

そして「ミレニアム」へ。アルバムと同じ流れです。言い知れぬ高揚感があって、歌詞も含めこの曲めっちゃ好きなんですよね。序盤でもう来るか!とテンション爆上がり。

ACIDMAN – ミレニアム MV

その後は「新世界」「FREE STAR」と盛り上がる曲で畳み掛けてきます。「FREE STAR」ではミラーボールが回り出してまさに宇宙空間。めっちゃスペーシー。

アルバムからの「prana」と続き、「春という季節には必ずやるんですよ」というMCから「式日」を披露!懐かしいし爽やか〜!そして「Stay on land」。過去の名曲が2曲続いて最高の流れ。

ACIDMAN – 式日

懐かしい曲の後、ここからはアルバムの曲中心の構成。「ユートピア」「水の夜に」と続きます。「ユートピア」はAメロの歌詞を飛ばしてましたね。そういうところあんまり観たことないのでめずらしいなと。

「水の夜に」は圧巻の一言。この曲はシングル「愛を両手に」のカップリングでアルバムにも収録されたのですが、アレンジが若干変わってまして、よりエモーショナルになっています。

これがライブだとさらに倍でドン!って感じで凄まじいグルーヴ。CDよりもより肉体感があるというか。ライブで表現するとこうもエモが増しますかと。エモマシマシかと。

そしてACIDMANの魅力のひとつであるインスト曲「彩-SAI(前編)」「Λ-CDM」の2曲。素晴らしすぎる。ただただ音に揺られて心地いい時間。フェスなどではほぼやらないインスト曲が聴けるのもワンマンの醍醐味ですね。

「Λ-CDM」ではルーパーの不具合でループできず、曲を止めるハプニング。

止めてすぐ大木氏「説明しよう!」で会場が笑いに包まれてました(笑)。ヤッターマンですかねこれ(笑)。ちゃんとどういうことかを説明してました。

ここから後半戦ということでさらにディープな世界を表現していきます。「世界が終わる夜」「最後の星」「MEMORIES」「光に成るまで」とアルバムの曲を披露してくれます。

そして個人的に期待していた「空白の鳥」も。ACIDMANの「動」の魅力が全面に出てる曲。普通にアガります。

そしてラストは「愛を両手に」。大木氏の祖母が亡くなった時に作られた感動的なこの曲でフィナーレ。アルバム「Λ」の世界を堪能した素晴らしい時間でした。

ACIDMAN – 愛を両手に

ふと、「あ、いつもやるあの曲やってないな」と思ったんですけど、この後のアンコールでバッチリやってくれました。そう、ACIDMAN不動のアンセム「ある証明」。やっぱこれだわ〜〜!!!いつ聴いても最高です。

ACIDMAN、控えめに言っても最高ですわ

MCでも言ってましたが21年目を迎え、「静と動」、「生と死」といった独自の世界を表現するバンドACIDMAN。

スリーピースでこの演奏力、世界観はなかなかないんじゃないでしょうか。もっと売れてほしい。あと周りにACIDMAN好きな人がいないのでそういう知り合いが欲しい(笑)。

めちゃめちゃおすすめできるバンドなので気になったら音源聴いてみて、ライブに行ってみてください!そしてその感動を分かち合いましょう!では!

スポンサーリンク

SHARE