ロック好きがおすすめするももクロの超絶カッコいい曲13選

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どうも。ももクロはしおりん推しのケンスです。

もはや説明不要なくらい有名になったアイドルももクロこと「ももいろクローバーZ」

今や誰でもその名前くらいは知っているんじゃないでしょうか。僕は6年前にしおりんのかわいさに撃ち抜かれて以来のファンです。最近はあまり追えていないのですが、好きなのは好きなんですよ。

そんなももクロの魅力のひとつが楽曲の良さ!これまでに数々のアイドルらしからぬ楽曲でモノノフ(ももクロファンの総称)たちをノックアウトしてきました。

良い曲満載なのですが、その中でも「ロック」な曲がめちゃめちゃいいんですよ!

個人的にもアイドルに興味はなくロックやバンドが好きだったのに、急にももクロにハマったのはその「ロック」的な要素が大いに関係していると思っています。元々はロック好きだというモノノフも多いんじゃないでしょうか。

何をもって「ロック」なのか説明が難しいですが、大雑把に言うと楽曲はもちろん、「アイドルとしての生き様」がロック的なんですよね。これまでのアイドルにはない挑戦的で型破りな姿や、かわいく見られようとするよりも熱量をぶつけてくるスタイル、またワゴン車1台で車中泊しながら全国ツアーを回るなど。そんな姿勢がロック調の曲と合わさってより説得力が増すというか。

今回はそんなももクロのロックでカッコいい曲にフォーカスして紹介したいと思います。

キミとセカイ

2010年にリリースされた「キミとセカイ」。「Z」が付く前のももいろクローバーの2ndシングル「ピンキージョーンズ」のカップリングです。今でこそももクロのバンド生演奏は定着していますが、当時はほぼ打ち込み。ですがこの「キミとセカイ」で初めてバンド生演奏での収録を採用しました。

バンド演奏のロックチューンですがアイドルソング的なかわいい歌詞がめちゃいいです。あと振り付けもかわいい。Aメロが特に好きです。

CONTRADICTION

2011年に発売された、ももいろクローバーZの1stアルバム「バトル アンド ロマンス」に収録されている「CONTRADICTION」。ももクロに多数名曲を提供している大隅知宇の作曲で、元バンドマンということもあり、バンドっぽさのある疾走感溢れる曲になっています。

「ブレーキなんかいらない」「アクセルベタ踏みで行け」と背中を押してくれる歌詞もとても良い。

ちなみにこの曲が入っている「バトル アンド ロマンス」は第4回CDショップ大賞を受賞。アイドルとしては初の快挙。この受賞がきっかけのひとつとなり、知名度が大きく上がって、作品もじわじわ売れていきました。1stにして偉大な名作アルバムだと思います。

労働讃歌

2011年に発売された6thシングル「労働讃歌」筋肉少女帯の大槻ケンヂ作詞、イギリスのロックバンド「The Go! Team」のイアン・パートンの作曲という異色の組み合わせで制作されて曲です。ロックというかファンクなんですがそこはご愛嬌ってことで。

ファンキーなリズムにブラスやオルガンが響くサウンドが重なるカオスな曲です。またなんといっても歌詞が特徴的。「働こう 働こう」と労働を呼びかけるサビや終盤のラップなど聴きどころ満載。衣装も頭にネクタイ巻いたサラリーマンスタイルで「アイドルがこれやるか?」と度肝を抜かれました。

この曲はライブが抜群に楽しい。ライブで大化けした1曲だと思います。正直CDではここまで盛り上がる曲だとは思いませんでしたからね。サビの振り考えた石川ゆみ先生天才。

発売されてから徐々に育っていった印象のある曲です。何万人ものモノノフと一緒にサビの振りコピするのは圧巻。

【ももクロMV】労働讃歌 / ももいろクローバーZ(MOMOIRO CLOVER Z/ROUDOU SANKA)

白い風

2011年のクリスマスに行われたライブ「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」の会場限定で発売されたシングル「白い風」。個人的にめちゃめちゃ好きな1曲なのでランクインしちゃいました。

切なさを誘う壮大なロックバラードで伸びやかなメロディーがたまらなく刺さります。Bメロからサビに入るところ、聴くたび鳥肌が立つほどです。ももクロの名バラードはたくさんありますが個人的には「白い風」。断固「白い風」。冬になると聴きたくなる曲です。

今では音楽配信で購入できますが、CDは手に入らないのでモノノフ的にはプレミアものです。持ってる人は大事にしましょう。

猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

2012年に発売された7thシングル『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』。テレビアニメ「モーレツ宇宙海賊」のオープニングテーマで「ヒャダイン」こと前山田健一が作詞・作曲・編曲を担当。壮大なスケールのシンフォニックロックで宇宙が舞台のアニメにあわせた曲になっています。通称「モーレツ」。

すごいタイトルですがこれまた名曲。個人的にはこの曲でももクロと出会ったので思い入れのある1曲です。

元メガデスのマーティ・フリードマンがギターで参加していて、メタルファン的にはたまらない曲でもあります。ライブでもめちゃめちゃ盛り上がる曲。

ちなみにカップリングの「LOST CHILD」「DNA狂詩曲」もめちゃ良い曲でおすすめしたい!「モーレツ」を含め3曲とも宇宙やSFの雰囲気があり、シングルとしての完成度が抜群に高いと思っています。どの曲も捨て曲なし。

「DNA狂詩曲」なんてベストアルバムの特典CDの収録曲を決めるファン投票で1位ですからね。このシングルはモーレツにおすすめです。

【ももクロMV】猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 / ももいろクローバーZ(MOURETSU UCHUU KOUKYOUKYOKU DAI NANA GAKUSHOU "MUGEN NO AI”)

サラバ、愛しき悲しみたちよ

2012年に発売された9thシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」ギタリストの布袋寅泰が作曲・編曲そしてギター演奏を担当して話題になって曲です。一聴しただけでも「布袋サウンドだー!」と納得してしまいそうなほどに布袋サウンド。それでいてキャッチーで聴きやすい曲です。

北川景子主演のドラマ「悪夢ちゃん」の主題歌になってたのでももクロの中では知名度が高い曲ですね。この曲もライブで盛り上がること間違いなし。

【ももクロMV】サラバ、愛しき悲しみたちよ / ももいろクローバーZ(MOMOIRO CLOVER Z/SARABA ITOSHIKI KANASHIMI TACHIYO)

黒い週末

「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のカップリング曲である「黒い週末」。この曲はヘヴィメタルバンドのブラック・サバスへのオマージュ作品とされていて、ロックファンなら思わず唸る小ネタが満載で話題になりました。

そもそもタイトルの「黒い週末」がブラック・サバスと週末ヒロインであるももクロをかけたものになっているところからもうニクい。冒頭のれにちゃんの咳き込む声、あーりんの笑い声などメタラーはニヤニヤしてたことだと思います。

ギター演奏でNARASAKIと人間椅子の和嶋慎治が参加しているのもメタル色を上げていますよね。ブラック・サバスのオジー・オズボーン主催「オズフェスト」でももクロのバックで「黒い週末」を演奏したことはある種伝説になっています。

この時の夏菜子の煽りもすごいんすよ。メタルファンからアイドルが出るな!と批判を浴びてたんですけど、ももクロのライブのスタートで全力で叫びます。

「見てから決めろー!今、目の前にいる私たちがアイドルだー! 今、目の前にいる私たちが週末ヒロインももいろクローバーZだー!」

もうこれだけで大熱狂ですよ。最終的には観客を巻き込んで盛り上げた姿はもはやロックスター。

ああ…夏菜子……すごいよリーダー……。あ、ちょっと脱線しちゃいましたが……「黒い週末」はメタル要素の強い曲ですがロックファンにも刺さりまくる1曲だと思います。

仮想ディストピア

2013年に発売された2ndアルバム「5TH DIMENSION」に収録されている「仮想ディストピア」。この曲はサビが全員で歌うユニゾンではなく2パートに分かれているのが大きな特徴です。サビになると2つのメロディーが流れるので推しが歌っている方を意識して聴きがちです。

ライブでももちろん盛り上がります。ファンの人気も高い曲ですね。

【ももクロLIVE】仮想ディストピア from「ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会 ~星を継ぐもも vol.1 Peach for the Stars~」

この曲が収録されているアルバム「5TH DIMENSION」も素晴らしいアルバム。ドリアンマスクと呼ばれた顔の見えない超個性的な衣装のジャケットが賛否両論でした。個人的には好きですけどね。「Neo STARGATE」「BIRTH Ø BIRTH」「灰とダイヤモンド」など捨て曲なしで全部良い。いや本当に。

GOUNN

2013年に発売された10thシングル「GOUNN」。「ごうん」と読みます。仏教用語である「五蘊」からインスピレーションを得た仏教の世界観を取り入れた楽曲となっています。

この曲の特徴はなんといっても参加ミュージシャンが豪華すぎること。ギター&プログラミングはNARASAKI、ベースはハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、ドラムはピエール中野(凛として時雨)、エレクトリック・タブラはASA-CHANG……という布陣。えげつないわ。

特にハマ・オカモトとピエール中野のリズム隊がヤバい。どちらも手数とグルーヴがすごくて聞き応え満載。発売前にヴォーカル入りより先行してオフヴォーカル版が限定公開されるという異例のプロモーションをするほど。もちろんポチりましたよ。

この曲を冠したツアーを回ったり、シングル曲で唯一オリジナルアルバムに収録されていなかったりと孤高の存在感があって、そんなところも好きな曲です。ただモノノフ的な人気はあまり高くない気がします……。

ももいろクローバーZ「GOUNN」 from ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013『GOUNN』(MOMOIRO CLOVER Z)

夢の浮世に咲いてみな

2015年に発売された13thシングル「夢の浮世に咲いてみな」。「ももいろクローバーZ vs KISS」の名義で発表されたこの曲、まさかのアメリカのハードロックバンド「KISS」とのコラボレーション作品。

ももクロ史上最大のコラボ。発表された時マジ激震が走ってましたよ。そもそもKISSが音源上で他のアーティストとコラボするのはももクロが初めてのこと。全世界で初ってすごいよももクロちゃん。

曲はもちろんですがMVが抜群にカッコいい。両者ともにビジュアル映えするんですよね。見どころ満載のMVです。

【ももクロMV】ももいろクローバーZ vs KISS – 夢の浮世に咲いてみな(YUMENO UKIYONI SAITEMINA/MOMOIRO CLOVER Z vs KISS)

『Z』の誓い

2015年に発売された15thシングル「『Z』の誓い」。この曲はももクロとドラゴンボールZのコラボレーション作品で映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の主題歌になっています。

ヘヴィメタル調のアレンジが超アガる曲。先ほどの「夢の浮世に咲いてみな」よりもさらにメタルテイストに磨きがかかっていますね。メンバーがドラゴンボールのキャラクターに扮するMVもチャーミング。

【ももクロMV】『Z』の誓い / ももいろクローバーZ(Pledge of “Z”/MOMOIRO CLOVER Z) "Dragon Ball Z: Resurrection ‘F’" THEME

WE ARE BORN

2016年に発売された3rdアルバム「AMARANTHUS」に収録されている「WE ARE BORN」。このアルバムのリード曲でMVも作られています。

「オギャーーー!」という叫び声から始まるのがインパクト大なこの曲、人類が生まれる瞬間を表現した曲とのこと。MVの衣装も赤ちゃんを意識したデザインでかわいいです。

マイナー調でおどろおどろした曲調が生も死も含んだ命の誕生を表現しているのかなと。ギターサウンドが印象的でももクロらしいドラマチックな曲になっています。ダンスもカッコよくてこれまたライブでブチアガること間違いなし。

【ももクロMV】WE ARE BORN / ももいろクローバーZ(WE ARE BORN / MOMOIRO CLOVER Z )

3rdアルバム「AMARANTHUS」と同時に4thアルバム「白金の夜明け」も発売されていて、それぞれ「起きて見る夢」、寝て見る夢」がテーマ。2枚が対になるような、双子のような、そんなアルバムになっています。

どちらも名盤。「青春賦」「デモンストレーション」「マホロバケーション」「もっ黒ニナル果て」「桃色空」などなど素晴らしい曲が収録されています。2枚通しで聴いたり、それぞれ聴き比べてみたり、すごく聴き応えのあるアルバムだと思います。

あんた飛ばしすぎ!!

2018年に発表された5ヶ月連続新曲配信の第二弾配信シングル「あんた飛ばしすぎ!!」。2019年に5thアルバム「MOMOIRO CLOVER Z」の発売が決定していて、そのアルバムに向けた配信企画の第二弾の曲です。

この曲、パンクバンドGARLICBOYSの名曲をGARLICBOYSが直々にリメイクしてももクロがカバーするというコラボナンバー。さらにジャケットは楳図かずお監修のもと、ももクロメンバーが不朽の名作「漂流教室」の世界に出現するビジュアル。これが楳図ワールド全開でめっちゃいい!メンバーの特徴をちゃんと捉えてる!

この曲めっちゃいいです!メンバーそれぞれの個性が際立つコミカルな歌詞と疾走感溢れるパンクサウンドがめっちゃハマる!伸びのあるボーカルもいい!「Z伝説 〜終わりなき革命〜」に通じる最新型のももクロ紹介ソングだなと思いました!

ももクロ×GARLICBOYS×楳図かずおがタッグを組んだ、ももクロ史上最高にパンクなナンバー。メンバーの歌唱パートがはっきり分かれてるから推しやすいし、名前を叫ぶところとか絶対楽しい。ライブでも絶対盛り上がるぞこれは。

ももクロは毎回コラボ相手のチョイスが抜群にいい。ここにきてGARLICBOYSとは。まだまだおもしろいものを見せてくれそうで期待しちゃいますね。

【ももクロMV】ももいろクローバーZ『あんた飛ばしすぎ!!』Music Video

まとめ

ザッサーと駆け足で紹介してみましたがいかがだったでしょうか。今回はロックという視点で選んでみましたが、ジャンル関係なく他にも良い曲めちゃめちゃあるんですよ。「曲がいい」というのはライブアイドルだけに、シンプルですけど大きな強みだと思います。

結成10周年を超えてなお進化を続けるももクロちゃん。これからもロックファンを唸らせる良曲を期待してるゼーーーッ!

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