どうも。アイドルはももいろクローバーZから好きになりました、ケンスです。
ところでアイドル好きの皆さんは自分がアイドルが好きということを公言していますか?
「好きで好きでたまらない!この気持ちを共有したい!」という思いが強くて、「あああ!言いたい!わかってほしい!」ってなるの、すごくわかります。特にアイドル好きになった初期。僕もなりました。
しかしアイドル好き、つまりアイドルオタクということに偏見を持つ人がいるのも事実です。公言すれば「いい歳してアイドルとか……」と拒絶する人もいるでしょう。
誰に対しても素直に言える人もいれば、誰にも一切公言せずに自分だけで楽しむ人もいます。これ、どっちがいいんでしょうね。たまたま疑問に思う機会があったので記事にしてみました。
実際にアイドル好きである僕のリアルな目線で考えてみましたのでお伝えします。
「言いたい」、「言いたくない」どちらの意見もあると思いますが、僕自身の意見は「公言すると世界が広がる!ただし言う相手は見極めるべき」がファイナルアンサーです。
アイドル好きを公言すべきかどうか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
なぜアイドル好きと言えないのか
先日、この記事を書くきっかけになったこんな出来事があったんです。それは美容院に行ったときのこと。
いつも担当してくれる美容師さんにいつも通りカットをしてもらっているなか、たわいもない話をしている流れでふと「最近ジャニーズのライブに初めて行った」という話をされました。
聞くとその美容師さんのお姉さんがジャニーズ好きらしく、友人が行くはずのチケットが余ってしまったのでお姉さんに誘われて行ってきたとのこと。「行く前はどうかと思っていたけど、実際行くとかなり楽しかった」と。ちなみにこの美容師さんは男性で、アイドルファンではありません。
そして僕はこの美容師さんにアイドル好きであることを言ってません。ですがこれはめちゃめちゃ共感できる話。
意外と男でもジャニーズのライブって楽しめるらしいですよね〜なんて相づちを打っていたのですが、この流れで「僕もこの前初めて乃木坂46のライブ行ったんですよ〜!」と切り出し、アイドル好きであることを言おうかという気持ちに一瞬なりました。
が、結局言いませんでした。まあいいかって感じで流したんですね。
振り返ってみると「どう思われるかわからない」から言わなかったと思います。好意的に受け取ってくれるかどうか確信が持てなかったんです。
これはつまり、相手との信頼関係によるということ。この美容師さんは毎回オーダー通りにカットしてくれて技術には満足してるし良い人なんだろうけど、言ってしまえばまだそれだけの関係なんですね。だからアイドル好きということを言うか躊躇して、結局言わなかった。
僕の場合、アイドル好きになる前からの信頼できる友人には公言しています。アイドルオタクであっても受け入れてくれると思うし、仮に共感されなくてもそれはそれで関係が変わることはないという信頼感があるから言える。まあ僕の友人はだいたいオタク気質なんですけどね(笑)。
逆に職場の人にはアイドル好きになりたて当初は言っていましたが、最近はあえて言っていません。僕自身が職場に対して信頼感が薄れていること、また仕事上のイメージ的に不利益になることがあるかもしれないという思いからです。
アイドル好きと言えるかどうかのポイントは2つあって、まずは相手が受け入れてくれるかどうか。相手がガッツリ受け止めてくれるなら全然言えますよね。例えば相手が同じアイドル好きなら、もちろん受け止めてくれるっしょ!と思えるし言いやすいです。
もう1つはどう思われようが関係ないという鋼のメンタルがあるかどうかですね。これ持ってたらめちゃめちゃ強い。どこで手に入るか教えてほしいです。
アイドル好きのイメージ
昔のアイドル好きといえば「気持ち悪い」「ロリコン」「ダサい」といった散々なイメージを持たれていましたが、現在ではかなり緩和されてきたように感じます。なんといってもAKB48のブレイクが大きな影響を与えました。
握手会や総選挙が社会現象になるほどにブレイクしたAKB48のおかげで、世間的にもアイドルという文化が認知され受け入れられていったことが大きいです。
またAKB48に引っ張られて多数のアイドルが誕生した「アイドル戦国時代」に突入し、アイドル好きが増えていったことも関係していると思います。
例えば「乃木坂46」や「欅坂46」なんかはファンの母数が多いので普通におしゃれなリア充みたいな人とかめちゃめちゃいます。パッと見、アイドル好きとはわからないですね。
僕も乃木坂ちゃんのライブや握手会に行ったことありますが、見た目は普通の人だらけでした。女性もたくさんいましたし、昔ながらの「アイドル好き」な人はあまりいませんでした。
あとはカッコいいアイドルも増えました。BiSHとかPassCodeとか。もはやバンドと変わらないようなライブをする姿に惹かれたファンもまた普通にカッコよかったりします。若い人も多いし。
またアイドル好きを公言している芸能人が増えているのも好影響かもしれません。有名人が率先して言ってくれるので「言っても大丈夫な空気感」ができてきたという感じがしますね。
そういうわけで現在のアイドル好きのイメージはそこまで悪くないと思います。認めてくれる人は増えています。ただし完全に悪いイメージが払拭されたわけではない、ということは付け加えておきます。
公言することのメリット・デメリット
アイドル好きであることを公言するメリット・デメリットについて。まずはメリットから。
- 公言することで仲良くなれる
- 価値観を共有できる
- 自分に自信が出る
公言することで興味を持ってもらえて仲良くなれるといったことがあります。僕も全然知らない人に面白おかしくMIXの説明とかしてちょっとウケた、みたいな経験あります。
さらに公言した相手が隠れアイドルファンだった場合、待ってましたとばかりに話が盛り上がることでしょう。「じ、実は僕も……」とお互いカミングアウト。
「誰推し?」「初現場どこ?」「CDいる?」みたいな話から「あのライブのあのシーンが最高なんすよ……」なんて話でぐうわかる!と共感の嵐。最高のパターンですね。
あと自分をさらけ出すことである種の自信につながります。「アイドル最高ですよ。めちゃめちゃ応援してますね」とかサラッと言える人、なんか自信ありげで魅力的に見えません?自分の好きなものを真っ直ぐに好きと言える人は輝いてみえるものです。
次にデメリット。
- 不当なイメージを持たれる
- 無駄にイジられる
- 無能な人扱いをされる
アイドル好きとわかった時点で「キモい」「ロリコン」など不当なイメージを持たれることがあります。超絶爽やかイケメンでもないかぎり、勝手に判断されるんですよね。昔ながらの「オタク」のイメージで一括りにされるパターンです。
また無駄にイジられることもあります。僕は一時期職場で公言していて、例えば今日は定時で帰りたいと上司に告げると「お、今日はどこのアイドルや?(ニヤニヤ)」みたいなクソダルな絡みをされてました。定時で帰るのに理由がいるか?
さらにはなぜか無能な人扱いを受けることも。完全な負のイメージ、思い込みでしかないんでしょうけど。大雑把に言うとアイドル好きに対してイメージだけでよく思わない人がいるということなんですね。
公言する際の注意点
アイドル好きを公言する際の注意点ですが、まずどのアイドルのことが好きなのかは重要です。
AKB48や乃木坂46や欅坂46、ももいろクローバーZなどの一般層にも知られているメジャーアイドルは、知られているだけあってサラッと受け入れてくれそうです。
乃木坂や欅坂なんかは女性からのイメージも良いので問題なさそう。ただこれが誰が知ってんねんってくらいのド地下アイドルになると……ディープすぎて引かれる可能性が高いです。
またライブやイベント、握手会に参加しているかどうかも注意した方がいいですね。乃木坂好きだったとしても、握手会に行きまくってて接触しまくってるとなると、これまたディープだなということで敬遠されるかもしれません。
まとめ
基本的に無条件で受け入れてくれる趣味ではないという意識は持っておくべきですね。相手によっては印象が変わってしまいます。
個人的には最高の趣味だと思うので言える人には言いたい。そして分かち合いたい。さらには公言することで応援しているアイドルを知ってもらいたいというオタク特有の気持ちもあります。
先にも言いましたが僕自身は「公言すると世界が広がる!ただし言う相手は見極めるべき」のスタンス。アイドル好きがどう思われるか、言っても大丈夫な相手かをきちんと見極めた上で公言するのがいいと思います。