2月14日。バレンタインデー。
愛の誓いの日であるこの日、男性の皆さんのなかには楽しみにしている方もいることでしょう。そう、この日は女性からチョコレートをもらえるかもしれない特別な一日。
意中のあの人から贈られる「本命チョコ」。もし受け取ることができたなら、こんなにうれしいことはないでしょうね。気持ちのこもった本命チョコ。ああ愛しの本命チョコ。
そんな素晴らしい本命チョコに対して、社交辞令の権化とも言うべき無価値のチョコも存在している。
そう「義理チョコ」。てめえのことだぞ。
そもそもなんなんだ義理て。任侠映画見過ぎか。「義理」と「チョコ」とかどんなパンチラインやねん。組み合わせたらあかんでしょ。
特に職場においての義理チョコな。もういらんでしょ。マジいらん。刺身の添えてある菊くらいいらん。
こんな義理チョコならもういらない
この記事を書いているのがまさにバレンタインデーなのですが、職場でね、もらったんですよ……義理チョコ。
そもそも義理チョコとはいえお世話になってる感謝の気持ちだとか、いつもお疲れ様の労いの気持ちだとか、何かしら心の交流があってこそでしょう。この交流があるなら、百歩譲って義理チョコアリでもいいですよ。
ただ本日もらった義理チョコ、心の交流皆無。ゼロです。
というのも僕の職場は毎年、上司(女性)からの指示で女性社員の一番若手が男性社員全員分を一括購入し、おやつの時間くらいに「バレンタインのチョコあるので食べてください〜」と男性社員を呼び寄せ、チョコを渡す。
そして1ヶ月後には、上司(男性)からの指示で男性社員の一番若手が女性社員全員分のお返しを一括購入し、おやつの時間くらいに「ホワイトデーのお返しあるので食べてください〜」と女性社員を呼び寄せ、お返しを渡す。
ガッチガチのルーティン!確立しまくってる!心の交流が入る隙1mmもない!毎年手配してる若手がかわいそうすぎるわ……。
「チョコあるので食べてください〜」って言われてミーティングスペースみたいなところに集まってみんなで談笑……とかもないんすよ。チョコ受け取って2秒で自分の席戻るんすよ。NO 心の交流。感情どこいったやねん。
こんな感じなら絶対いらないと思いませんか?ハートなんスよ!贈り物はハートなんスよ!ハートないんやったらいらんでしょ。そんな感じやし受け取る方も申し訳ないとか変な感情が湧いてなんだかな〜ってなってしまいます。
職場の義理チョコがなくなりますように
今年はゴディバが「日本は、義理チョコをやめよう。」という革命的すぎる声明を上げて、賛否両論巻き起こりましたね。義理チョコ不要論、めーっちゃ賛成ですわ。
ちなみに同じ理論で職場での「旅行のおみやげ」もいらないし、買わない派です。社員全員とか不特定多数に用意しなきゃいけないとかなんじゃそりゃ。
そんなこんなで不要な義理チョコにはご退場願いたい。え?完全になくなると困る?義理チョコを口実に本命渡すから?そんな眩しすぎる青春を謳歌している君は違う意味で退場してくれ。
とにかく職場での義理チョコはもうなしな!ホワイトデーも大変なんやぞ!わかるやろ!お互い楽になろうや!
ほな!