社員旅行に行きたくない!けど行かなかったらどうなる?上手な断り方は?全部教えます

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どうも。ケンスです。

皆さんの会社には社員旅行はありますか?最近では減ってきたようですがまだまだ社員旅行があるという会社の方が多いんじゃないでしょうか。

そしてこの社員旅行、行きたいですか?僕は1ミリたりとも行きたくありません。僕のところは毎年あるわけではないのですが行くとなったら土日で行くんですよ。ふざけんなよと。平日でもキツイのになんで土日も会社の人間と過ごさなあかんねんと。

昔は尊敬できる上司や先輩、気の合う同僚・後輩がいて、そんな人たちとだったら行ってもいいかなと思ってたし実際行きましたが、今はそんな人は一人もいないのでマジで行きたくない。

せめて業務の一環として勤務時間内に行くとなったらプロのサラリーマンとして従うんですけどね。なぜに休日を使うのか。

しかも自由参加をうたいながら結局強制参加みたいな空気感を出しよるんですよね。自由参加ならそんな空気出すんじゃねえよと。

僕みたいに社員旅行に行きたくないって意見の人、意外と多いと思うんですよ。ネット上のアンケートなどをみると行きたい派より行きたくない派の方が多い。気持ちめっちゃわかる。

こういう気持ちなので、少し前に数年ぶりの社員旅行がありましたが参加を断りました。勇気を出してNoを突きつけてやりましたよ。グッジョブオレ。

ということで今回は社員旅行に行くのを断ったらどうなるのか?また会社が受け入れやすい上手な断り方をご紹介します。

僕の場合は断った結果、若干印象が悪くなりました(笑)。なんでやねん。

社員旅行の目的とは

そもそも社員旅行の目的とは何でしょう?会社側からすると「社員へのご褒美」といった意味合いがありそうです。いやご褒美他にないんかよ。

「ご褒美」を与えるという意識はあるんでしょうが、本当は別の目的があるはず。わざわざ時間とお金を使って旅行するくらいですからね。ちょっと考えてみると3つの理由が浮かびました。

コミュニケーション不足の解消

普段からあまり会話のない職場や部署が違うことでかかわる機会がないといった社員同士のコミュニケーション不足を解消するために社員旅行へ行くパターン。よく聞くパターンだと思うんですよね。

個人的には社内では完全にひとりで仕事をしている状態なのでコミュニケーション不足も何も、誰とも話しませんし、業務上の不都合もないので問題ありません。

ていうか、コミュニケーション不足なら業務中に改善すればよくね??飲み会とかでもいいのでは??

会社的には旅行という楽しい時間のなかで和気あいあいとコミュニケーションを深めることで、後の業務が円滑になるし、風土のいい働きやすい職場になるといういったところでしょうか。

モチベーションアップ

社員旅行は「会社からのご褒美」だとすると、このご褒美をもらうためにバリバリ働こう!また社員旅行に行けるように売り上げをあげよう!というようにモチベーションを上げることも社員旅行の目的になると思います。

旅行先で全員揃っての食事で偉い人が「みんなの頑張りのおかげで社員旅行に来れた!またこれるように頑張ろう!」みたいな感じで盛り上げようとするシーン、よくありますよね。

モチベーションアップはええけど……旅行以外でもできるやろ……

福利厚生の一環として節税対策

社員旅行の費用は会社が負担してくれる場合がほとんどだと思いますが、この費用、一定の条件を満たせば会社にとって節税になります。条件は下記の通り。

  • 4泊5日以内
  • 社員の50%以上が参加
  • 旅行代金は1人約10万円程度

これは会社的にはわかりやすいメリットですし、社員旅行に行く目的としても理解できます。

ちなみに社員旅行に行かなかった社員に旅行代を支給すれば福利厚生費とはならず、節税にはなりません。普通に「給料を支払った」ということになり課税対象になります。

社員旅行の参加を断るとどうなるのか

会社からのありがたいご褒美である社員旅行の参加を断ったらどうなるのでしょうか?印象は悪くなる?会社での立場は大丈夫?行きたくはないけど、そこは気になりますよね。

実際に僕の体験談をお伝えしたいと思います。

社員旅行には行かないと決める

少し前に数年ぶりの社員旅行に行くことが告知されました。久し振りに社員を旅行に連れていけるということで偉い人たちはめちゃめちゃ上機嫌だし、どこか誇らしげ。

社員旅行の日程は土日で費用は会社持ち。また土日かと。絶対行きたくねえな……と思っていたのですが、同僚はほぼ参加するとのことでこれは行くしかないのかなと。渋々参加することにしました。

参加表明をした後に、僕の好きなあるアイドルが記念イベントを行うことが発表になりました。これは結構重要なイベント(オタク的に)。ぜってぇ行くウゥ!!と意気込んて日程を見てみると、なんと社員旅行とドンかぶり!なんてこった!!

もうこれで腹は決まりました。社員旅行は絶対に行かない。アイドル優先。(社会人失格やぞ)

断りの連絡を入れる

行かないことは自分の中で決まったので、さてどう断ろうかなと。この時点で同僚は全員参加、上の世代の上司が行くかどうかわからないという状況。なんとなく上司は行かない人もいそうだなと思い、自分も行かなくても大丈夫だろうと楽観的に考えることにしました。

断るにしてもアイドルイベントに行くからとは絶対に言えないし、とはいえ変に嘘をつくのも気が引ける。いろいろ考えて捻り出した理由が「金がない」。

旅行先までの交通費や宿泊費は会社から出るのですが、その他は自費との説明があったので、これを利用するしか!と。今思えばアホすぎました 。

ちょうど参加の最終確認メールが来ていたので「申し訳ありません。家庭の事情により経済的に余裕がなくなったので不参加とさせてください。」とバシッと返信。まあ家庭の事情というキラーワードも入れたし、同情してくれるやろ。

翌日、「了解です」と返信が来ていました。短っ。まあでもすんなり認められたしよかった!やったぜ!ということで無事社員旅行には行かず、アイドルイベントに行き、充実した週末を過ごしたのでした。

まさかの呼び出し

それから随分と経って、社員旅行の熱も冷めて通常モードに戻ったある時に急に偉い人から呼び出しがありました。社員旅行のことなんてもう遥か昔くらいに思っていたので、呼び出された理由が思い当たらない。

何の話だろうと思って偉い人を訪ねると開口一番、「なぜ社員旅行に行かなかったのか?」

は!?今すか!?!?

その後も「楽しみにしていたのに不参加はとても残念だった」「みんなで士気を高めようというのになぜ来ないのか」「仲間という意識がないのか」「そういう気持ちなら一緒にやっていけない」みたいなことを言われました。おいおい待て待て。何なんだ?これは?

完全に終わったことだと思っていたので若干焦りました。とりあえず「あの時は仕方なく……申し訳ありません」と謝ってその場は収まったのですが、多分印象はめちゃくちゃ悪くなったと思います。

こういうことがないように事前にネットである程度調べたところ、「社員旅行には行かなくても問題ない」「行かないという意見も尊重される」みたいな論調やったのに……

いやいや、全然違うやんけ!!(涙)

ちなみに僕以外にも行かなかった人もいたのですが、呼び出されたのは僕だけ。他の人は不参加の理由が「健康上の問題」だったとのこと。あ、これやわ。呼び出されたのは。

ということで社員旅行に行かなかった結果は「偉い人に呼び出しを食らって詰められ、印象が悪くなった」です。ありえん……。

僕以外にも行かなかった人はいるのになぜこんなことになったのか、それはもう「断り方が悪かった」。これにつきます。

「金がないから行かない」はさすがにあかんよな……。最初から健康上の問題とか言っておけば多分回避できたと思います。ていうか他の人たちめちゃめちゃ健康なのによくスラッと嘘がつけるなと。これは見習うべきでした。

社員旅行に行かない場合、断り方がめちゃめちゃ大事!それは身をもって言えます!

社員旅行の上手な断り方

社員旅行に行きたくなくて断るにしても、断り方をミスると僕みたいなツラいことが高確率で起きます。単純に「行きたくない」と言えればいいのですがそういう訳にもいきませんよね。

なぜなら「社内での評価」につながるから。これがなかったらこんなに悩まねえわって話です。

僕みたいな事故が起きないように!社員旅行の上手な断り方をご紹介します。

冠婚葬祭

もうこれが鉄板。「親戚の結婚式に呼ばれている」「法事がある」などといった冠婚葬祭を理由に断りましょう。さすがに結婚式や法事があるのに社員旅行を優先しろとはそうそうならないはず。

ただし、兄弟姉妹などの近い身内を理由にするのは要注意です。変に気を使わせたり、後々の世間話の中でバレるなんてことがないとは限りません。

あと冠婚葬祭といえど葬式を理由にするのはダメです。そもそも事前にわかることでもないので理由にしようがありません。また理由としてちょっと不謹慎な気もします。バレたらエゲツないことになりそうです。

健康上の問題

健康上の問題を理由に断るのも有効です。「持病がある」「体調を崩しやすい」などですね。僕の会社の人もこの健康上の理由が一番多かったみたいです。

あとは「乗り物に酔う」というのもいいですね。社員旅行ではバスや飛行機に乗ることが多いと思いますし、移動することすらキツいということを訴えると無理に参加しろとは言われないでしょう。

実際僕の会社の人は「飛行機搭乗にドクターストップがかかった」という理由で断っていました。でもこの人、出張では飛行機乗りまくってるんですけどね。そのことは知られていないので問題にならなかったようです。

このように健康上の問題を理由にする場合、「いや元気やん!」とツッコミを入れられるようなことを理由にすると嘘がバレますので注意しましょう。

あらかじめ決まっている予定

もともと決まっていて、どうしても外せない予定を理由に断るのもアリです。例えば「資格試験を受ける」「遠方から親族が来る」「妻が不在なので子供の面倒を見ないといけない」といった感じ。

ポイントは「その理由なら仕方ない」と思ってもらえるかどうか。「友達と会う」ならアウトでしょうが、「海外に行った友達が何年か振りに戻ってくるので会う」なら印象も違いますし、理解してもらえそうです。

仕方ないと思ってもらうためには家族や親族、恋人などとの予定にした方が無難かもしれませんね。友達だとちょっと弱いかも。

まとめ

ふと社員旅行のことを思い出して記事にしてみましたがいかがだったでしょうか。書いててやっぱ行かなくてよかったなと思いましたので、断って正解でした。

ただ断り方は超重要。バカ正直に「行きたくない」と断るよりは「行きたいけどどうしても行けない」というニュアンスで断るのがスマートですね。

社員旅行には行かなくても会社には行き続けますし、今後自分が不利にならないように上手く立ち回ることをおすすめします。

社員旅行に行きたくない人は上手く断って有意義な時間を過ごしましょう。この記事が少しでも参考になれば嬉しいですね。では健闘を祈ります!

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