直属の上司に報告した後、上司の上司にも部下自らが報告するのって常識ですか?

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どうもケンスです。組織で働く会社員にとって、毎日のように行っている業務のひとつである上司への報告。

グラフィックデザイナーの僕の場合はその日の作業内容だったり、大きめな案件の進行状況やスケジュール、コンペの結果などを報告します。

僕は上司がなぜか畑違いの人なので報告しても理解も協力も得られなくて意味がないと思っていて、この報告がめちゃめちゃ苦痛。とはいえ会社員として働く以上、避けれらない業務です。

ある時、別の社員が直属の上司に何やら報告をしていたのを目にしました。何気なく見ているとどうやら「半休を取りたい」とのこと。

この要望はすんなり通ったみたいなのですが、しばらくするとその直属の上司のさらに上の上司に「半休を取りたい」と報告していたのです。

いやいや!なんで同じ報告せなあかんねん!!!
同じこと二回も言わすなよ!!!

って思いません??他人事ながらめっちゃ思ってしまいました。というのも、僕も同じようなことがあって、めちゃめちゃ無駄だと思ったことがあったから。

僕の会社は直属の上司に報告したことを、さらに上の上司にも報告するのが誰に言われるでもなく義務のようになっているのです。これって上司の意味なくね?

この「直属の上司に報告して、さらに上司の上司にも報告」って一般的ですか?いらなくね?無駄の極みくね?

ということでちょっと疑問に思ってみたので調べてみました。

上司の上司に報告は基本しなくてよい

結論から言うと直属の上司に報告して、さらに上司の上司に報告することは基本的にしなくてOKです。やったぜ。

基本的には直属の上司に報告したらそこで終わり。さらに上に報告するのはその直属の上司の仕事です。こちらの仕事ではありません。

社員、課長、部長といたとして、基本は社員が直属の上司である課長に報告、課長の判断のもと課長から部長に報告、部長の判断のもとさらに上に……という流れです。

会社にもよりますが一般的な役職でいうとこんな感じですね。

なぜ直属の上司だけでいいかというと、上司の上司は多くの組織を管理しているため業務が多岐に渡ります。まあつまり忙しくて全てを見ていられないということ。

そのため、自分の下に部下(直属の上司)を置いて、ある程度の権限を与えて、上に上げることをまとめさせたり、そもそも上げる必要のないものはそこで処理させたりするわけです。

例えば一番下の社員から直属の上司をすっ飛ばして上司の上司に報告となると、上司の上司は負担が増えるし、直属の上司は存在意義がなくなってしまいます。

ということで上司の上司にわざわざ報告はしなくてもいいのです。

ただし例外もあり

上司の上司に報告する必要はない、と言いましたが例外もあります。次のようなケースは上司の上司に報告することがあります。場合によっては直属の上司をすっ飛ばして報告することもあるでしょう。

  • 直属の上司から報告するよう指示があった
  • 直属の上司が無能すぎて仕事にならない
  • 直属の上司からのハラスメント
  • 結婚、妊娠などのお祝い事

基本は「上司の上司に報告は基本しなくてよい」ということを頭に入れつつ、ケースバイケースで対応しましょう。職場の規模にもよっても変わってきますし。小さな会社だといきなり社長に報告するということもありますからね。

まとめ

直属の上司に報告した後に、上司の上司に報告する必要はないということをお伝えしました。

報告ひとつで「言うべきか、言わないべきか」とか会社組織って本当に面倒なところありますよね……。まあでも会社員だから仕方ないですね。

報告すべきことはきちんと報告して、しなくていいことは上司に任せてしまいましょう。

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